レベルデザインについて(その1)

ステージクリア形式のゲームでは、ステージが進むごとに地形や敵の配置、様々な仕組みが複雑になっていき、難易度があがります

その難易度を調整し、簡単すぎず、難しすぎず、プレイヤーが楽しんでプレイしてもらえるようバランスを取ることをレベルデザインといいます

このレベルデザインをするにあたり、ステージの構造を都度プログラムで記述していては調整がとても大変となります

そのため、文字に意味付けしてテキストファイルで記述する、色に意味付けして画像ファイルで記述するなどして、それらをプログラム側で解析し、地形、敵などの配置するということを行います

今回はこの作業を、 Tiled Map Editor というツールを使って行いたいと思います

ツールの使い方についての詳細は下記サイトを参照ください

 

ttlg.hateblo.jp

 

まずは Tiled Map Editor のサイトからファイルをダウンロード、インストールし、新しいマップを作成します

今回は以下のような設定にてマップを作成します

 

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「OK」ボタンをクリックすると、以下のような画面となります

 

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まず、今後プログラムで操作しやすいようにレイヤー名を日本語から英語に変更します

レイヤー名をダブルクリックすることで変更可能になります

 

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今回は「タイル・レイヤー1」を「tiles」に変更しました

 

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メニューから「マップ」 > 「新しいタイルセット」と選択し、表示されたウィンドウにてタイルセットとなる画像を選択します

 

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タイルセットを設定したら、画面上部の「スタンプ」ツールなどを使い、適当にタイルを配置します

 

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今回は以下のようにタイルを配置し、ファイルを保存しました

 

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次回は、今回作成したファイルを libGDX にて読み込み、表示するようしたいと思います